クインテット! 1 / 越後屋鉄舟
- 作者: 越後屋鉄舟,せんむ
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/05/12
- メディア: 文庫
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勢いで読める! コレほどまでに勢い良く眼球が書面を滑るのは気分がいい。超絶賛!
バイタルが数秒いや、数行ごとに激しく上下し笑いが止まらないっつうか、 過呼吸、横隔膜が痙攣を起こしかねない。
何か飲みながら読むと間違いなく噴き、電車内では読めない・・・よくある惹句を引用するとこうなる。
電車内なのに、気にも留めず思わず
泣き笑ってました。
そんな感じで、激しい会話の割には地の文や描写は細かくて、その場面をどこか冷めた感覚で読めて把握しやすい。会話の激しさとの対比が素晴らしくスラスラとページをめくってしまう。
いたるところに小ネタが満載で、伏せ字入れなく大丈夫かってぐらいにあるし、キャラクタたちの個性も際立ちすぎるのだが、それを気にならないほど、話の流れというか対話が面白い。順応性も高すぎて、本人たち自分の立場(設定)を2,3巻ごろには忘れていそうだ。
色々と分からない事だらけなドタバタホームコメディだが、悪の秘密結社や大企業やヤクザ屋さん、ぶっ飛んだ学園生活、「5人の少女」とか出てくるあたり、紫の人(父・楽太郎)が「君たちは選ばれた5人の少女だ」といって戦隊モノになったら、それはそれで面白すぎて怖い。
しっかし、前作の花守に切ないラブストーリーを描いたあの人は一体何処に?
今作は、オールギャグ・・・センセイ何があったの?と思ってしまう。
ファーストインプレッションがこのノリだから、2巻はテンションが下がりそうで結構不安を感じるけど期待したい。
ヒャッコ 1 / カトウハルアキ
- 作者: カトウハルアキ
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/05/10
- メディア: コミック
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殴ったり、折れたり、刺さったり、萌えたりするといい。よし笑おう。
さて、まずは表紙カバーをめくりますか・・・くふっ(自分の目で確認してください)
イイよ凄くいい。笑うべきトコでマジ笑いできてスッキリする。
4人の役割がきちんと出来てるから流れがいいし、
時折、サイレント映画のコマ割みたいな台詞のない動きだけのコマが単純に面白い。
46P〜47Pに関しては、開いた瞬間噴いて、最後のコマの小技に失笑。60P〜61Pもまたしかり。
テメェ 茹でる前のパスタ 口にねじ込んでアルデンテにしてやろーか
61P 虎子
で、気付いた点を箇条書き。
-登場人物は十二支?*1 あと4人。
-メインの四人は四聖獣とか? 虎子=白虎、龍姫=青龍、雀=朱雀、歩巳=玄武*2
-虎子・龍姫=二人の掛け合いを見ていると竜虎・・・名前どおりのキャラ立ち。
-ヒャッコの舞台は長崎? 作者の育った大分(九州)であるから、8コメに出てきた池島ってのは長崎県か?
-8コメは7コメからの流れじゃなくて1コメの前日談で、この1巻は無限ループしている*3
-制服が黒シャツってとこもいいなぁ・・・ワタクシゴト。
ル・ブレ
プジョーによるカー・スタントが炸裂し、大観覧車が脱輪する。そんなことになる原因は、一枚の宝くじによるものだった。
しかし、その大金の当たりクジはフランスよりアフリカに飛んでいった。脱獄囚と看守がパリ=ダカに参加し、ドタバタが繰り広げられる。
フランス発アクション・コメディ・・・ぶっ飛べ!
というよりも、アクションよりもコメディが光る。もう、フランスのギャグセンスは日本人と合致してるよなってくらいボケ・ツッコミどころが絶妙。キャストも悪党と看守という凸凹コンビなど、パッケージを手にとって見たとき、TAXiの二番煎じかと思ったが、そうでもないようだ。
たった一枚の当たりクジのおかげで、やたらと人が集まってくるは、やる事なす事全て裏目に出るところなんか毎度突っ込んでしまう。
類が類を呼ぶのか類が友を呼ぶのかどっちでもいいが、テンポの良いギャグがとてもよろしい。
ふと、くだらない展開と詰め込まれたコメディタッチ。そしてゆる〜い笑いを楽しむのにオススメ。
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2003/01/24
- メディア: DVD
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金メッキ強行軍
黄金週間は何処へも出かけないまま、過ごすのかと思っておりましたが、5日の深夜に兄さんと次のようなソレっぽい会話を交わす。
(副音声編)
兄「℃ないする?」
僕「じゃあ、有明の方向(カタチ)で・・・」
って感じのコミティアに行って参りました。
なんか、久しぶりに行ったのですが「こんなに人居たっけ?」と思わず口に出たのもの、東123ホールぶち抜いた成果なのかそうでもないなと納得。
しかしながら、展示やら企画サークルあたりがめっさ場所とったのか、各サークルの通路が狭かったなぁ。
CLOCKWORK HEARTSさんの「GOOD MORNING MISS SPRING」は、着る服に悩む女神が実に良い、そしてジャックジェネラル(冬将軍)が渋よろしい!
einsさんの新刊がおちてたのは残念でしたが欲しかった既刊の「魔法少女のツクリカタ」を手にする事が出来たのでホクホク。
ヘッドホン娘本も、すんなり手中に収めたので意気揚々にぶらりと・・・。やっぱティアはゆっくり見てまわれるからいいが、その分手堅く買ってしまうので、結構逃した獲物はデカかった現象が今になって発令。
翌日、当たり前のように頭ン中だけは昼過ぎまで脱力(寝ぼけ)状態でした○
そんなこんなで、おかげさまで今年の金メッキはなかなかに良い(?)休日でありました
寝苦しい夜はモヤモヤ
世間は黄金週間らしいのですが出かける様子もない。精々、隣町の本屋くらいが限界な出不精なボク。笑える。
テレビ番組の旅行企画とか見てるとお徳またはお得感が見て取れるけど・・・正直めんどくさい。そんなに遠くないかもしれないけど。
はぁ〜 あっ、ため息って脳が酸素を求めている合図らしいです。
以下、書き味は箇条テイスト(箇条書きで)。
それよりも、bk1が払い込み請求していらっしゃる。それこそ一泊二日の小旅行(観光つき)ができそうな額面・・・三週間前のじぶん一体何を買ったのだと、考え込んでしまう。
一つの事に考え始めると、そこから派生して鼠算式に考えが膨れ上がり、キーを打つ指が止まる。
さて、何をかこうかなってやってるともう眠い。此処最近、12時に差し掛かると本当に眠くなる。だけど黄金週間は社会人になってから休日を有効に使おうと考えからか、ムダに遅寝になる。
そして、翌日の12時に起きる。叫ぶ――カムバック爽やかな休日の朝!
もう、出かけるのが面倒だからついついネットで通販を頼む――ご苦労様です物流業者さん。
明日からどうしよう――そんな不安が遅寝を確実なものにしていく。
バニラ―A sweet partner / アサウラ
イイ・・・この作品の放つ閉塞感。そして読後の胸中に留まる遣る瀬無さ。
また、トラウマや現状の苦痛と脱出。そのために武器を持つこと、心から寄り掛かれる相手(場所)、超法規的な自己防衛手段・・・少女二人が駆け抜ける様は、桜庭一樹の『少女には抜かない職業』に近いテイストだ。
しかし、桜庭作品と違うところは二人の刑事という存在。少女と感情移入した読者両者を助けるようだ。
主に道化役なんですが物語にメリハリをつけているし、彼らと少女の掛け合いが、どちらも正論過ぎて悲しくて辛い。
下手したら刑事の言葉に対して今度は遣る瀬無さをひしひしと感じてしまうかもしれない。
最後に少女たちがどういう結末を選ぶのか。刑事ふたりがどう動くかを見極めてほしい。
バニラ A sweet partner (スーパーダッシュ文庫)
- 作者: アサウラ,高山瑞季,曽我部修司
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/04/25
- メディア: 文庫
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キミと居る陽が、また延びる
陽が延びたように感じる。これから木々が青々と茂り始めるだろう・・・そんな爽やかなあしおとが聞こえてきそうな此処最近な日々ですが、ボクが家のなかにいます。
人を引きこもらせるモノ、それが、ネット通販だ。今日も今日とて休日なのに昼にはbk1からコミックス新刊が6冊とラノベ2冊。
ようやく最新巻がでた「苺ましまろ」、最終巻となった「傭兵ピエール」などほか多数。
また、Amazonから時計が届く・・・65%OFFで¥12,800とは安いモノ。在庫も少なくなってるし、ちょうど適当にいい時計が欲しかった、という条件が合致したので手堅くいただくことにした。
そういや、そろそろ週刊誌の内容も最終回などの完結により入れ替えが始まるようで、真っ先に挙がるのがサンデーで連載やってる鈴木央センセの「ブリザードアクセル」あたりがあと2,3話くらいで終わりそうな予感。あそこまで凄いと、成長するにつれ際限がなくなってくるだろな。
なんかジャンプでやってた「ライジングインパクト」と同じ末路を辿っているような気がする。
ほかの作家とテーマにするスポーツの付け所と、動きがなかなかイイんですよ。最近
主人公の年齢が低いのに才能ありすぎて成長過程が楽しめないのがちょっと否めない。
おおっと、このままだとぎりぎりアウトだ・・・というわけで今日はこのへんで。