さて、いつ見ようか・・・。

 念願の秒速5センチメートルが届いたぞ!
 そして感動と共感を味わい号泣とorzを。すっっごい打ちのめされてくるぜ!

此処最近の生態調査

 本の整理をやっておりました・・・存外に『クロネコの段ボール(タイプ10)』が旨い具合に収まる・・・特に雑誌サイズ(A4)が2列収納、コミックは縦横を2×2収納、文庫や新書は変則的だがしっかり入る。おかげで10個買ったのにもう、なくなった・・・あと数百冊近く残ってる。
 今まで自分の部屋に置いていたのをやめて、物置化している部屋にぶち込む・・・うむ、見栄えも白で統一されて実にフレッシュな気分。
 整理と同時に、それまで使っていた段ボールをふた立てて、ガムテープで補強。4箱分(300冊くらい)を売りに出す事にした。
 意外に平積みして丁度いい具合に影にあったり、最下層に合ったもの所など状態は良好であったが、買取は一割還って来た。

 せぇえの! うん、スゲェー微妙!

 と、まぁいいや。整理できればそれで良い・・・しかし、本は持っているだけでも満足という強い所有欲というか収拾欲が、ここまですっきりすると悲しくなってくる。

 あとは、殆ど『王賊』で遊びまくってました・・・なんか、最近寝堕ちしまくってます。

スプラウト5 / 南波あつこ

 下宿人たちと一つ屋根の下、下宿人たちの様々な事情と大家の娘・実紅の店子・草平への切ない片思いが同居する青春ラブストーリー。

 近づこうとしては、そっと離れる。
 遠慮がちに進む2人の関係はーー?

 表情の描き方がイイ。俯いた表情、思い詰めた表情、沈んだ表情、悟られたくない・・・作り笑い。好きなのに、想い人には彼女がいて・・・同じ屋根の下にいて毎日顔を合わせる。朝も昼も、夜もーー好きなのに、どうしたらいいのかわからない・・・そんな実紅を見守るお話。

 第20回「秋風」148P1コマ目に写る実紅の表情は、これまでの押し殺した想いが表に出てこない純粋な笑顔で目に留まった。


 ・・・・・・ヲイ、1〜4巻の感想はどうした?! といわれようが5巻から。メンドイからというか1巻以降は殆ど実紅の切ない想いと下宿人の事情とかで動かないため、1巻と5巻・・・や、5巻からでも読める。
 むしろ、5巻読んでから1巻から詠むとこれまでの恋偲ぶ実紅を知り、愛らしさや切なさが倍増するかもしれん。

もう駄目駄目


 一昨日だったけな・・・カメラの見積もりが来たのは・・・。


 見積もり内容に、レンズが増えてる・・・その額樋口さん1、野口さん3・・・で、合計金額は樋口さん1枚足せば同じのが買えるという罠。
 もう凹む。気分は台風4号スゲェよ・・・ヒャァーハーじゃなくて、何を言おうとしたか忘れた。
 まぁ、実際見積もり出した人に1,2・・・あれ4,5個くらいだっけかな質問してみた。

  • シーン選択スイッチが問題ではなく、ONになりっぱなしだから? 基盤の方がどうのこうの・・・デジタルだから。
  • レンズに関しては製品がデジタルだから・・・現存部品を「再活用」できなくて、「新品と交換して」の修理らしい。
  • というかぶっちゃけ修理じゃなくて交換して調整・・・なんか段階的に製品組み立てみたいな雰囲気・・・デジタルだから。
  • レンズに関しては収納するゼンマイ部分を調整するだけじゃ駄目だと・・・デジタルだから。
  • 結局・・・最終兵器的なキーワードはデジタルだからにkてぇ!

 で、結局新品買うのと変わらない・・・だって殆ど交換するんだもん。使って1週間どころか5日経つか経たないかという不遇ぅorz
 なんか、こうしている間にも、価格はどんどん下がっていくし、この際見積もりそのままで放置しようかな・・・製品送り返せとしないで・・・だって、帰ってくると宅配の兄さんに見積もり代を1575円支払わなきゃならんのよ。
 ぶっちゃけ、技術料だけじゃ割りに合わないからこの際、部品交換して部品代でノルマ稼ごうゼみたいな負の妄想が止まんないぜ。ヤーハー!!!


 まぁ、おかげさまで「製品保証の存在理由・価値。そして不安要素と改善要素」をじっくり考えさせられたし、あと10日もすれば購入後1ヶ月・触れた日数5日以下?みたいなアホな状況になる。最後に・・・嵐が来るゼ!(おそらくフライング)

キスよりも早く / 田中メカ

キスよりも早く 1 (花とゆめCOMICS)

キスよりも早く 1 (花とゆめCOMICS)

 両親をなくし幼い弟と共に親戚中をたらい回しにされ、路頭に迷っているところを担任に見つかり売り言葉に買い言葉で生活支援やキスを軽くスッ飛ばして結婚してしまった先生と生徒のお話。ちなみに先生は元ヤンの過去有。


 学校では正義感あふれる姉御な文乃と地味な英語教師の一馬は、実は夫婦で家では逆転。ご飯のためにコスプレして一馬を出迎える文乃に萌え。
 しかも、あれやこれやと策を練るも空回りして、好きの感情を溜め込んでいく文乃とそれをのらりくらりと交わして焦らし続けるSな一馬のやり取りがもどかしさと笑いがこみ上げてくるのですが、そのプラトニック(純な関係)ゆえに起こるすれ違い。それを修正して絆を深める場面が・・・こう、かゆいです・・・たまらずニヤニヤしてしまう。

 読みきりの作品「月とひまわり」は、相手の些細な表情や仕草を発見していくごとに好きになっていき、実は彼女には秘密があって・・・しかし、それを乗り越えて恋から愛に昇華させるという王道のような話が素直に心が暖かかくなった。

eensy-weensyモンスター / 津田雅美

eensy-weensy モンスター (1) (花とゆめCOMICS)

eensy-weensy モンスター (1) (花とゆめCOMICS)

 良しキタ! 超待望の津田雅美の新作。
 平凡だけど温厚な主人公・五月七花は高校の二大有名人の幼なじみという以外は平穏な高校生活を送るつもりで居た・・・が、そんな彼女のまえにナルシスト王子・常磐葉月の存在によって、七花の中に棲む毒虫が罵詈雑言を放ってしまった事で脆くも崩れ去る。
 しかし、その出会いから段々と打ち解けていくのでした。


 さて、本性は純情田舎少年であった葉月は都会に来たことによって染まって「カレカノ」の浅葉化するが、それを七花に見破られボロボロに。
 しかしそれがきっかけで、本来の素直さが出てきて非常にカワイイキャラで凄くいい。
 津田作品特有の喜ぶときの表情が実にホンワカしてきて、頬が緩む。STEP3の葉月の登校シーンの2コマ目の表情が最高。 
 全体を通して、七花の小動物チックな愛されキャラっぷりと葉月のからの二人の雰囲気がとても和む。
 あと、七花兄の雷人のシスコン振りが実によい・・・おにいちゃんズだけの話も詠んでみたくなる。

神無き世界の英雄伝 / 鴨志田 一

神無き世界の英雄伝 (電撃文庫)

神無き世界の英雄伝 (電撃文庫)

 スペースオペラ・・・橋本紡バトルシップガール』、水野良スターシップ・オペレーターズ』、鷹見一幸でたまか』、庄司卓トゥインクル☆スターシップ』以来だが、久しぶりにこういうのを詠むといいね。
 このジャンルは、矢継ぎ早に指示の飛ぶ戦闘と艦内でのまったりとして日常のギャップが面白くて、どちらかというと宇宙と言うでっかい舞台のなかで実際は馬鹿でかいんだが舞台がでっかいだけに小さく狭く感じる戦艦での「隣に筒抜け」な雰囲気が好き。


 ただ、このジャンルはマンネリ化する傾向がある・・・頑張っていただきたい。これは、『バトルシップガール』と『でたまか』を足して割ったような味わいがある。
 主人公の状況がまさに『バトルry』の祐太郎、能力が『でたまか』のマイト・・・実に憎めない曲者だ。また、ストーリーの雰囲気は『でたまか』寄りの感じがした。
 出だしはいいが、次巻の書き口次第で3巻くらいで終わるか、もっと延びるか・・・次巻は重要だ。